すもも 天沼 俊
(全一巻!なSF風味?なマンガを紹介するよ!あ、ちなみに、どれもちょっと古いよっ!しりーずっw)
これはSFです、AI(人工知能)を持ったロボットとの心の触れ合いがテーマの。
(え、そうなん?)
(単行本カバーから、以下に引用します)
STORY。
時は、新世紀2001年、夏。
鎌倉CITYに住む16歳の少女すももは、
待っています。
やがて一台のトレーラーが彼女の前に、
止まります。
そのトレーラーは”家庭用お手伝い機械”
はたらき小僧を運んできたのです。
(以上、引用おわり)
・・・うーん、「新世紀」かぁ。
まあ、1985年の連載作品だからなあ。
当時リアル厨房だった少年糞袋は、
友人から回ってきたか立ち読みしたかだかの、
週刊少年ジャンプ誌に突如はじまったこのマンガを目にして、
なんというか、はじめて「ヤッターマン」とか、
の主役のキャラを見て、非常に、
”負けた!””カッコ良すぎてついてけない”感をおぼえた時のよーな、
”スカしてて眩しいくらいな存在”によって自分に起こる疎外感、っちゅうのか、
”あーこりゃ逆立ちしてもオレには出せんセンスだわ”な敗北感っちゅうのか、
・・・まあ、すんげー”ハイセンス”っていうの?を感じましたです。ハイ。
んで、話の内容も中学男児を翻弄する程度にエロい場面があるし!
だけどもラストは悲しい、でも一応ハッピーエンドで、
やっぱりストーリー展開も上手いです。
この(連載期間の)長さだと、件のジャンプ・システム上では”打ち切られた”
ってことにされるんだろうけど、
個人的には、このコンパクトにまとまったサイズだからこそ、
愛おしいマンガになった、と(ホントに勝手に)思っております。
作者ご本人のHP→http://members2.jcom.home.ne.jp/...
※補足
しかし表紙が当時のタッチじゃないんだよなぁ・・・。