6月のインデックスプリントのオマケ画像のネタを撮りに。
下の子を連れて植物園に行く。
商店街の、おもちゃ屋の前で、スツールの上でデモンストレーションさせられて、
落ちないように片足を軸にしてグルグル回っていた黒猫のヌイグルミ、
と、カニ料理店の巨大な蟹の形の動く看板、
が記憶に残ったらしく、きょうはあれがおもしろかったね、の口調で、
その後の道すがらや帰宅後も話しかけてきた。
実は早いうちに寄りたい店があり、なぜかというに、さっと売り切れてしまう季節の和菓子を買いたく、
で、ちょっと迷ったが探し当てて”金魚”と”つばめ”と、ついでに”鮎”を買い求める。
昼食は大きなオムライスが著名な某店で、そのそれと、それだけじゃ申しわけない(安いから)ので、
サンドイッチの中で安いほうからもうひとつ、タマゴサンドイッチも頼んだ。
初めてだったが、これがタマゴ部分のバターリッチでジューシィなこと、ボリュームもあって良かった。
食中、たまたま厨房のよく見える位置に席をもらったので、他人のミックスジュースの作られるのを
見ることができたが、バニラアイス、牛乳、缶詰3種類(みかん、パイン、黄桃)で創造されていた。
(ほんとはもっとショッキングな調理光景も見たが言わない、でもそれを知ってもオレは注文する)
地下鉄に乗り換えて着いた目的地で用心して(食後の昼寝をダッコやオンブでは撮影できぬから)
貸出し用のベビーカーを頼み、ちょっと夏日みたいな日差しの下を、あじさい園まで押して進む。
先に抜け出て来たらしい年配の男性がしたり顔で同行の同好!の徒らしき年配の女性陣に、
「この辺になると咲いとる、ここらのは原種やから・・・」「(コーラスで)なるほどなーぁ」
っちゅうのを聞いて嫌な予感がしつつも、園内へ乗り入れたが、案の定、イメージどおりの品種はまだ開花前だった。
それでも、先へ進め、との娘の声に生返事を連発しつつ粘ったが、どうも地味な写真しか撮れず。
思いついて初の!多重露光なんぞもしてみたりの悪あがき三昧、でもそのうち飽きてきたので脱出した。
抜けて広大な植物園内を南の出口へ向けてぶらぶら散策する途中、ついにやんちゃ姫が満腹ヶ丘を頂点にしてご就寝。
こちらも、道中かっぱらってた(人聞き悪いなぁ、ありがたく物静かに人目を憚って頂戴した、にして下さい)
フリーペーパーを、出口手前のベンチでめくりつつ小1時間ほど。
娘をうながして起こし(起こして起こすと怒るから)、鴨川沿いに手を引いて歩いて南下する。
あえて最寄り駅のひとつ南のを、それと知らせずに目指すのは、その近辺に確かニューヨークチーズケーキの
本店があった、と記憶していたから。
・・・ぐずる子供を時々抱きかかえたり、途中ブックオフに(これはオレを宥めるためw)寄ったりして、
なんとか見つけたのは、そのまた南の駅との中間地点だった。で、結局、手持ちが足らなかったので入らず。
(だって高いんだもん、や、値段なりのモノだとは思うけど、おいそれとはやっぱり喰えないわい)
いいかげんにそろそろ乗ることにして、某クリスチャン系?の超有名大学校の地下の駅まで進む。
と、人家の軒先に、イメージどおりのが咲いてるじゃないですかー!!
(鉢植えなんで良いサイズのカタマリ?は2つしか開花してなかったもんで、ちょっとズルして写真にしたけんども)
次は意地汚くオヤツを探してまわりをキョロキョロしてみたが、
最近”穴空き揚げ菓子氏”と企画提携した”最も美味な肉サンドイッチ”屋しかこの日の琴線に触れる所がなく、
フローズンケーキバーを買い求めて駅に降り、ベンチで娘と食べて、帰った。
別件で出かけていた、配偶者と上の子らが後から帰宅して、ケーキがあるよー、冷蔵庫に入れなきゃ、
と言ったのに思い出して、慌ててこちらも件の季節菓子を取り出したが、あはれ”金魚”は携行に耐えきれず、
制作時の行程を気付かせるラインで分断されかかった崩れ方で、包みの外まで濡れてしまっていた・・・。
(だからそのシャシンは無し!)