関心空間の糞袋

関心空間から移行した内容(当時の不完全な記録)

福田繁雄のヴィジュアル・ジャンピング

福田繁雄さんのポスターの企画展です、期間限定(2010年7月13日(火)-9月4日(土))のKWで申しわけないのですが・・・。以下に、公式サイトから紹介文を抜粋して引用します) 「(前略)本展は、福田繁雄氏の追悼特別展として、またポスター・アーカイブを記念して、生涯制作された約1,200点のポスターの中から精選した作品をご紹介するものです。(中略)今回の展覧会では、氏によって電光石火のごとく創造されたヴィジュアル(ポスター)表現が、共通言語として、いかに国際的に抜きんでて、しかも説得力があったかについて焦点を当てたいと思っています。デザイン史に残る名作「Victory 1945」(1975年)の出現は、デザイン領域に限らず、あらゆる分野の人も呼び込んだ一つの革命だったと言えます。シニカルな思想に裏打ちされた高度なユーモアと独自のウィットが盛り込まれたポスターが、今も、世界中の人々の心を捉えて離さないことがそのことを物語っているからです。その他知られざる逸品も展示。海外からのメッセージや、アトリエや美術館での貴重なインタビュー映像等も交え、クリエイティブの現場をご紹介し、氏の偉業を浮き彫りにします。 」 (まとめて観る機会は初めてだったので、別件で大阪へ出るついでに、夏休みの宿題にポスター製作を控えた小学生の子供を連れて寄ってきました。・・・まるっきりビジネス街のビル、といった趣きの建物の1階の一部がギャラリーになっていました。中はそんなに広くはない、こじんまりした部屋でしたが、冷房がよく効いていて快適、原寸大の作品を堪能させてもらいました。インタビューの動画も角のテーブルの所で流していましたが、とても柔らかい喋り方をされていたのが印象的でした) ※ギャラリーへの行き方について、ひとこと。サイトには「地下鉄四つ橋線なんば駅徒歩5分」とあり、「なんばSSビル」に最寄りの出口は地下鉄駅の地図等で確認すると26-cの出口になるのですが、実はその行き方ですと、交差点を二つ越える、つまり信号を2回待つ(この暑い時期に!・・・しかも待ち時間も割りあい長い)ことになるのです。解決策としては、26-「b」出口より湊町リバープレイスという”多目的複合イベントスペース”へ出て(これで信号を一つパス)、隣接している浮庭橋へ上がり、そのまま(歩行者専用橋梁です)道頓堀川を渡ってしまい、降りた階段を北へ、目の前の道路を渡ってしまえば(信号も横断歩道も無いので、くれぐれもご注意ください!)、左側にある、手前にコンビニのはめ込まれたビルが「なんばSSビル」になっています。 ※(この企画展とは全く関係ないのですが、)ちなみに、近くの交差点には、ちょっと面白そうな喫茶店もあります。そのうち行ってみたい・・・。(今回、持ち合わせが足りなくって展示の図録が買えなかったので再訪を画策中...) ※蛇足:福田繁雄とは?・・・・・・グーグルの画像検索で探した結果 → http://www.google.co.jp/images?... (2010.08.14.に追記)※蛇足その2:亡くなられる前年の出版。作品がまとめて紹介されています。予習にどうぞ。 → 『福田繁雄DESIGN才遊記』http://www.amazon.co.jp/gp/product/... 「財団法人DNP文化振興財団dddギャラリー」↓ の画像