8:12 pm きたいにおぼえられない
南瓜と小豆の煮物を、懇願して作ってもらった。
・・・うーむ。その存在を知ってから、何度かんがえても味を頭の中で組み立てることができなかったので、どうしても食べてみたかったのだが。
(私には)記憶に留めにくい味、であるなあ、と。
カボチャの煮たのと、アズキのぜんざいと、本当に、そのあいだに在る味わい、としか説明できない・・・。
南瓜を頬に含めばカボチャの、小豆を噛めばアズキの、汁は小豆のお汁粉の、
・・・ようするに”融け合った味”がしない食べ物であった。
しかしそれでいて両者の味覚における存在が近い範囲にあるので、喧嘩するほど隔たっているわけでもなく。されど一致はせず。
だから”イトコ”?
(学校給食の献立で食したことのある愚息は、ほかの説として、「材料を順々に、つまり”追々=甥・甥”加えていくから」というのも聴かされたらしい・・・。しゃーけどそんならなんの料理かてそうやがな!)
おもしろい喰いものだ!