や、ワタイも、実は持ってましたけどな、
某所で話題にしたので、別件で古いネガを引っ張り出したついでに、
思わず一緒に当時の撮影分をスキャンして載せてみる。
(ネガの退色を適当に補正して、かつ載るようにファイルサイズは小さくした)
ルビテル166ユニバーサルの新品が、新聞広告の”男の通販”とかで売って(10K未満)いた時代・・・。
職場で新聞を開いた同僚が目ざとくみつけて、見事にそそのかされた、当時の自分。
申し込んで届いたのは、これと同じ1セットだったと思う。
いろいろ文献で知ってはいたつもりだが、実物を見ると、ロシア製品ならではのインパクトは強烈だった。
で、写してみたのだが・・・
ファインダーレンズのイメージサークルが小さいのか、視野がケラれてるうえに(※下に追記あり)、
カメラを真っ直ぐ向けても、視界がスクリーンの中央に映らない、偏心あり(これは個体差だったのかも)。
どうやっても、うまく収まらない、不思議な(苦笑)付属ケース。
落ちる構造になっている、としか解釈できないレンズキャップ。
とまあ、ことごとく撮影の楽しみを阻害する要素ばかり目についた。
・・・で、肝心の描写だが。
ボケはグルグル(いかにもトリプレット的な)のトゲトゲだが、
ピントさえ合えば鮮鋭で、色合いも目立つような癖は無く、
値段以上に良好だった。
しかしまあ、コレは持っておきたいほどの物品ではないなあ、と、
結局は職場で売却した。
やっぱり、共同所有に乗ってこなかった同僚は利口だったな・・・
(この悪友とは、この事件以前にリコレフやフジペットを”二人でシェアした”前科があるのです)
※09.03.06.更新と追記、
>スキャンして載せてみる。
もう1枚追加した。
>ファインダーレンズのイメージサークルが小さいのか、視野がケラれてるうえに、
元ネタになったと言われている某社の某機種と同じく、
反射ファインダー式の接眼レンズ中央部分のみを、
無理やり焦点板に加工したような構造のため、
そういう見え方になっていたのでは、と、いま考えた。