関心空間の糞袋

関心空間から移行した内容(当時の不完全な記録)

JR京都駅 7F 美術館「えき」KYOTO「植田正治写真展 〜写真とボク〜」

に、行ってました。

以下、知ったかぶり俄ファンの超・超ヘタレ&ハラダチマギレンな単なる感想記なので、参考にしたい方は読まないでください(ってなんじゃそりゃ...)

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ナニを隠そう昨年の3月に一人旅で行った場所を決める時、鳥取県は伯耆町だかに(その風光明媚過ぎる立地場所のロケーションとそれゆえのトカイモンには絶句もんなあくせすびりちー、には関西在住人もビックリ! ←強いて自分を納得させようとしています...)ある「植田正治写真美術館」にしたくらいの彼のにわか(大苦笑)シンパであるワタクシですから、そがぁな近くに来んさったんならこりゃぁはぁ行かにゃあならんのう、くらいな必死の意気込み、で。

展示は白黒写真(一部”ダイ・トランスファー法”のもあったが・・・)のみ、だもんで彼の作品についての旧来の一般の印象(ってあるのか?)を覆さないような選定内容だったか、と。

で、

コレが愛機でした!・・・よろしく、使っていたカメラとカメラバッグも展示されていたが、それがNikonのF3(しかもHPではなくペンタプリズムの背が低い通常のファインダー装備のモデル! ←当時の人気からすると逆に珍しいチョイスなのである)だったのが「エー(´・д・`)」だった。なんか勝手にPENTAX専属派、みたいに思わされていた?ので。(それとも今回某N社からなんか出たとか? ←すみませんよくしりませんかってにいいましたちがってたらごめんなさいです)レンズはAi50mmF1.8Sタイプ、あれだ往時はEMとセットでよく宣伝してた、最近の括りでは”パンケーキレンズ”なあんて呼ばれるアレです、それに確かケンコーだかの保護フィルター、スカイライトかUVか・・・、が付けてあった。フードとかレンズキャップは無し。絞りリングは開放、ピントリングは1.5mくらいな位置にしてあった。そうそうシャッターダイヤルは何故かXの位置で(スピードライトは付いてなかった、ガンカプラーも未装着)シャッターロックは外してあった。AEロックと露出補正は動かしてなかった。ストラップは幅広の布製で「阪神ファンかいっ!(笑)」な例の黒地に黄色でラインとNikonロゴがバッチリと入るヤツ。そうだ、ファインダーの接眼部の所、件のアイピースは外れて(外して?)ありました。

そして、カメラバッグはTENBAの横長角形の黄土色。添付のキャプションにはバッグのことしか書いてなく、最近になって東京で買い求めたもので布製なので軽いのが良い、地方のこの辺りではまだ持っている人を見かけない、てなことが書いてあった。(憶えていた形状から帰って調べてみるに、TENBA2というモデルかな?)・・・っていつ頃のハナシかいな〜。(2000年まで存命だったのだから、このカメラとバッグを展示した意図をついつい邪推しちゃうのですよ...)

今回の展示の目玉は、没後に発見・焼き付けした作品も共に展示、ということらしい。・・・でもあくまで個人的な独善的な偏見に満ちた観点からいうのだけれども、氏の作品はご当人による焼き付け作業に重きを置いている部分が非常に多い、と思っているので(過去にそう発言や叙述されているのを読んだことがある・・・フィルムを自己現像する際の扱いとか原板の状態とかにも割と無頓着だがプリント焼き付け作業には気を遣う、な)、そう思って見るからかもしれないのだろうが、なんとなく存命中の既発表作品と比べてパンチに欠ける気がして仕方なかった。「ノートリミングでプリントしたのかなあ?っていうか焼き色の基準は誰の何だ?」てな疑問というか反発といおうか的なモヤモヤムラムラが湧いて鑑賞の邪魔をしてた感じ(いやワタシ個人の勝手な事情なんですけどな)。

・・・お約束の『最入場できませぬ』な立て札を越えて展示会場を後にすると、そこはグッズ売り場で、まあ今回は図録も買うつもりもなかったので冷やかしただけだったけど、以前に本家の美術館を訪れた時には見た記憶がないような様々なノベルティ用品が並べてあってちと驚いたり。しっかし何方のこの手のグッズもそうなんだけど、お高いのよね〜財布に優しくない。カッコイイTシャツとかトートバッグとかは大概ナンゼンエンのレベルで、何百円でホイっと買えるのはあからさまに「コレはチョットなぁー」な出来や用途の品だし。そして展示内容とはカンケーないグッズ(実在のカメラの形の厚紙のレンズ部分がミラージュ・フィルター状のプリズムになってる例のヤツ、カメラ好き若人引っかけ用のユル写りカメラ&エキゾチックな銘柄のフィルム、撮影の教則本、よおろっぱのいちりゅうしゃしんかのしゃしんしゅう、とかとか)もあったけども。

・・・本気で売りたいのなら、その売り場の外にもう1本、”お約束の『最入場できませぬ』な立て札”(と自働ドア)があるのはどおゆうわけよ、グッズ売り場だけ写真展入場に関係なく見てまわれるようにしておきゃいいじゃんよ、商売っ気ないなあ〜、と思った初夏の京都のゆふぐれであった、マル、いやサンカク、か?(苦笑)

※下の画像はモギられた入場券と、グッズ売り場に置いてあった割引券。・・・余談になるのだが気になっていることなので書くのだが、この「植田正治写真美術館」、どうもあんまり宣伝されていないような。鉄道の最寄り駅からけっこう遠いからなのか何なのかわからないが、昨今の某境港出身のマンガ家の異常な喧伝ぶりと比べて、冷遇され過ぎ!な気がしてしゃあない、っつうか(もちろん植田氏も同市出身デス)。いやべつに水木氏の作品が嫌いなわけでは決してないのだけれど、鳥取に旅行しますねん、といったら「(ニヤニヤしつつ)・・・鬼太郎!?」てな反応だし行った先の現地でもそんな対応されてる気が(←被害モーソーでんがな)して、何故かハラ立ったワタシであった。

JR京都駅 7F 美術館「えき」KYOTO「植田正治写真展 〜写真とボク〜」の画像

JR京都駅 7F 美術館「えき」KYOTO「植田正治写真展 〜写真とボク〜」の画像