関心空間の糞袋

関心空間から移行した内容(当時の不完全な記録)

1:37 am いわゆるポエムwww

皮肉を混ぜた、ちょっとキツイ目の言い方を家族に向けて放つのが好き、父親のマネ。

でも、私の配偶者はそれが嫌いなようだ。ぜんぜん我が家族と関係のない他人、たとえば互いに気に喰わない思いを共有している芸能人とか、に向けるのには乗っかってくるので、内容と手法が嫌なわけではないらしい。

私の育った家庭では、父のそうした行為が度を越す、と母によって判断された場合、やんわりとたしなめられていた、がそれでも彼と彼女の子供である私から眺めていたぶんには、父の全否定までは至らず、どころか彼の茶目っ気な一面だ、として彼女は認めているように映っていた。

でもあたりまえだが、私が彼と同じことをして、私の配偶者から同じ待遇を享受される保証はない、どころか筋違いもいいところだ。

なぜならば私は彼ではないし、彼が当時いっしょに暮らしていた家族は私の現在のそれではないし、それらすべてのまえに、私の配偶者は私の父の配偶者と同じ性質を備えているわけではない。

だけども私は、あすもやっぱり、きょうと同じように、私の父の真似をするだろう、なぜならそれが私にとって安楽な行為だから。

そして私の配偶者もやはり、彼女の家族、彼女の家庭で培った規範でもって私のその行為を嫌い、またそれを続けるだろう、なぜならそれが彼女にとっての自然なのだろうから、と私は邪推する。

そして私と彼女の関係から生まれたそんな雰囲気は、つもっていって私と私の配偶者の子供たちに影響を与えてしまうだろう、もう与えてしまっているだろう。

人間は、自分がされたことを必ず別のだれかにしてしまうのだ。ただしそれには、無意識で無自覚で無目的で無気力な状態の、という条件がつくのだが。