関心空間の糞袋

関心空間から移行した内容(当時の不完全な記録)

鹿児島と夏と「両棒餅(ぢゃんぼもち)」。

滞在も翌日で最後。喰いのこ、いややり残した事はないか・・・、あったあった”ぢゃんぼ”を食べてなかったよ!てなわけで磯公園下の海岸沿い道路辺りに点在する店々に行って買ってきた。本当は店内で喰ったほうが旨いのだが、地形的に駐車場の容量が少なく、交通量も多く、なおかつ見通しの良くない緩いカーブ状の道沿いにあるのでクルマの出し入れに神経を遣う。だもんで、店が遥か遠くに見える位置で、ゆるめに渋滞している車中から走り出て、店頭で受け取っていく客も多い。で、今回はスポンサー(父)の気まぐれ、いや唐突な意向で過去に食べたことのないブランドで購入した、いやしていただきました(いつもすんません)。

コレ、どんなものかと説明するに、小さい丸餅(白玉団子でも求肥でもなく、餅米の餅)に、田楽に使うような竹製幅広の串を短く切ったやつを平行に2本差して、表面が軽く焦げるくらいに炙り、それに僅かに味噌風味な”みたらし団子”的タレを、皿や容器に敷き詰めた餅どころか串まで浸かるがごとくにドボドボとかけまわした、ぐおーっと甘くてパワーフル!(実際、量を多く注文すれば水泳後の昼飯でも通用するくらいだ)な一品である。値段は一人前(画像でいうと1パック)が数百円。

いやあ、盆の時期に鹿児島へ行くと、イトコらと毎回喰った。んで最後、皿にどーしても残ってしまうタレを、短い串をこねくりまわしてなんとかからめて舐め取ろうと必死になったものである。”なぜか餅の直径に対して短すぎる串”のせいで指先がネチョネチョになってしまう、で子供らしく手や服になすりつけたりしゃぶったりするが、水で洗わないことには取れないのであった・・・。ああなつのおもひでよーぅ(なぜか嗚咽)

(・・・あ、年中(冬でも!)売ってます。ただ単にワタクシ的にはナツノオモイデだった、って事です失礼)

鹿児島と夏と「両棒餅(ぢゃんぼもち)」。の画像