関心空間の糞袋

関心空間から移行した内容(当時の不完全な記録)

ラーメン荘 地球規模で考えろ

はい、そうです、関東の”ラーメン二郎”の流れを汲むといわれている京都のラーメン店ここの、第2号店です。 ・・・もうよおいかんわとかゆうといて、まえよりもちょっと近くに支店ができたらしいしやっぱり行っとこかなぁ、てなコトで逝ってしまいました。 場所はナンダカ変な交差点みたいな所。開店時刻の30分あとくらい、正午まえに入ったので客が少なめだったのが個人的には良かった(自分の後ろに次の人が待っているというプレッシャーが無い)。結局4回も行った1号店でも思っていたことだが、店内はラーメン屋ではなく引越し直前・入居直前の小奇麗なワンルームマンションのようなインテリアと照明。1号店と同じく支払いも自販機で食券というかプラスチックの札をもらう方式だし、箸やレンゲやおしぼりや水とコップさえ全て自分で入り口すぐ脇の棚から取って着席するやり方だし、メニューはラーメンのみ、サイドメニューやら一品やらライスやらチャーハンやらギョーザやら、水以外のドリンクさえも一切ない。それどころか”調味料の持参はかまわない”とわざわざ張り紙してある、そう調味料のコショーやらも、ない。席も入店して右側の、手前から奥に並んだカウンター、それ一列のみ。 ストイックなんである。 で、麺が茹であがって盛り付ける直前になると訊いてくる、とあるマンガ第1話のネタにもなった、例の”トッピング”だが、店員がたずねるのはニンニクのことだけなので、”ヤサイ”(湯通ししたザク切りキャベツとモヤシ)や”アブラ”(スープに使うダシ醤油のタレ?をからめた背脂か)を足してもらったり”カラメ”にしてもらう(醤油ラーメン方向へ向かって味付が濃くなる)かは、その時を逃さずいっしょに告げること。 (あとから入って来た、50~60代の、役所の窓口に座ってそうな白髪まじりの痩身の男性が言葉少なに”ヤサイマシマシ”と告げて、見かけによらずデキル、と思ってたら出てきた山盛り状態の鉢を前に、最初はケータイ、次にもう一回デジカメをわざわざ取り出して撮っていたのが面白かった) 1号店(と店側が言ってるわけじゃあないですが)とは違って、今度はデフォルトでトウガラシ粉が振ってあるが、ハッキリいってその辛さがモウあんまりわからんぐらいのボリューム満点な風味。(最初に伝えればトウガラシ抜きも可能だった) そうそう、あと気がついたところは、麺の量が(原則としては)値段に関係なくなっていた(!)こと。最初に「豚ラーメン」(他店でいうチャーシューメン、つまりスタンダードより肉が多い目ラーメン)か「ラーメン」(肉が少し)で価格が二つに分かれており、麺の量を数段階から選ぶようになっていて(詳細な説明あり)、それは自販機に掛けてある色分けした洗濯挟み!を食券札と共に提出するシステムだった。(自販機にあらかじめ提示してある量以上に増量も可能らしくて、その場合は割り増し料金が要る) (以上、2009年8月7日時点での情報です、営業日や営業時間やメニュー・価格は割と変更があるようなので事前にホームページ等で確認してからご訪問されたし→http://yumewokatare.pod2.biz/) ※・・・今回ちょっと入門向け、な感じで書いてみました。”肉、肉が喰いてぇー”や”ナニ、アブラっこいラーメンだと?まーかせて!”な方はゼヒゼヒお試しあれ。いろんな意味でカルチャーショックなのは保証します(オオゲサ)・・・・・・あたりまえですが、お店側は超真面目にやっておられるので、雰囲気を読んで、くれぐれも失礼のないように。(カップルやファミリーや面白半分に大人数で行くのはちょっと、かな←あくまで私見ですが) の画像